雑記 その2 

 「雑記 その1」の続き

 ~新しい文化~

 1853年ペリーが黒船を率いて来航。そして幕末を経て、日本は海外への
重い扉を開き“明治維新”を迎えました。
 その頃、最大の港町であった横浜や神戸に西洋文化が栄え、ようやく椅子
というものが人の眼や手に触れられるようになりました。日本における椅子の
歴史のはじまりは、馬具屋が西洋人の椅子修理を始めたことからでした。

 椅子と馬具屋。今では到底結びつかない関係ですが、客馬車も扱っていた
馬具屋は外国の生活様式に触れる機会が多くありました。手先の器用な日本
人の気質をいかして椅子の修理を請け負い、次第に西洋の椅子張り技術を
身につけ、椅子造りを覚えていったのです。そして、優秀な椅子張り師を育て
“椅子のある新しい文化”を社会や時代に浸透させていったのです。

 [弊社カタログより抜粋]